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皮脂が美白を作ってくれる

  • 執筆者の写真: 友恵 関
    友恵 関
  • 2022年7月17日
  • 読了時間: 3分

理想の肌の条件とは

①皮脂腺が十分に機能し、表面が新しい皮脂膜で覆われている

②皮脂表面に多種多様な微生物が共存しており、善玉菌が優勢である

③角質細胞がしっかり死んでいる

こうした条件を備えることによって、外界からの刺激に強い、たくましく健康的な肌となります。

①に関しては第一のバリア機能と呼ばれるものが皮脂の膜です。皮脂腺から分泌されるものですが、皮脂腺自体は毛穴の中に存在しています。毛が多いところには皮脂腺があります。一番皮脂腺が密集している場所は頭皮です。逆に言えば毛がないところには皮脂腺はありません。なので、冬場になると足がカサカサになったりかゆみを感じたりする人が多いのも皮脂が不足しやすいことと関係しています。皮脂が適度にある状態が肌を健康に保ってくれるのです。これが美肌を作る一つ目の条件です。

②についてですが、人の皮膚の上には驚くべき種類と量の微生物が存在しています。まさに共存しているといえます。微生物は私たちの皮脂を食べ物にして生きています。微生物は、皮脂をリパーゼなどの酵素によって分解して食べています。この分解によって皮膚は弱酸性になります。微生物の中には皮膚の環境を整えるものもいればトラブルの原因になるものもいます。皮膚にいい微生物が活動しやすいのは皮膚が酸性になっているときです。悪い菌が繁殖しないようにお弁当に梅干をいれたりする原理と同じです。酸によって感染や不調を防ぐ機能を持っていることを「酸外套」(さんがいとう)とよんでいます。

ですから皮脂が何らかの原因でアルカリ性に傾いたとき、皮脂によくない菌が繁殖し、湿疹やかぶれなどが起きてしまいます。

③肌に心地よいことをするばかりが肌にいいわけではありません。生ぬるい環境に長くおくと過保護になってしまい肌が退化していきます。ある程度健康をとりもどしたら刺激をどんどん取り入れなければなりません。筋トレとおなじですね。

例えば、温泉につかったり鍼灸や顔そりもいい刺激になります。

肌に治療として一時的に薬剤を肌の中へ浸透させるために防護壁を壊す浸透剤の性質をりようします。この手法は薬剤が入っていかないからです。治療のために行いその後行為をやめればバリア機能は復活しますが、日常的に肌のためと思いやっていることが美白対策の美容液などです。これがバリア機能を弱めたり必要な皮脂膜の皮脂やセラミドなどの構造やその成分自体を壊したり奪いすぎたりする原因になります。

ちょっと難しい話になってしまいましたね。私はいろいろ個人サロンの方々と会う機会や施術をうけてきましたが、美白剤を使っている方のほうがシミが多いように思いました。あと、皮脂が少なくファンデーションが浮いている方も多い。

これだけ高額な商品を使っているのになんでだろうと思っていましたが、皮膚の整理を勉強すると納得することができました。

最近感じることは「何もつけてなくて石鹸で洗ってそのまま過ごしていました!」とか「乾燥するときだけワセリンつけてたんですけど、ちょっと年齢的に皮脂が少なくなってきました」とか私のサロンに来る方ですが言われるんですね、正直めちゃくちゃ肌が綺麗なんですね。微生物の環境を壊さずこられた結果だと思います。ただ、女性はホルモンの関係でどうしても皮脂分泌が少なるのも事実です。皮脂の成分はワセリンだけではなく沢山の種類が存在していますからここからは皮脂に近づけた補脂が必要になってきます。

長々お話してしまいました!ありがとうございました!

次回は施術の様子など動画もしくは写真を載せていきますね!

 
 
 

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